フルートの練習場所に困っていませんか?
フルートは高音楽器なので、意外と音が響きますね。
しかも、弦楽器のように消音機は存在しないので、いざ練習しようとすると、場所がなくてこまっているかもしれません。
そんなあなたに活用できる練習場所を9つお伝えいたします。
自宅では練習できないからと諦めずに、まずはこちらの記事を読んでみてくださいね。
- フルートを練習できる場所
- それぞれの練習場所のメリットデメリット、注意点
フルートを練習する際の防音対策はとっても大事!
楽器の音は、気にならない人もいますが、興味のない人にとっては騒音になりえます。
これぐらいは大丈夫だろう、と思うのではなく、うるさく感じる人もいるかもしれないと思って配慮をしましょう。
特に自宅で練習したい場合は、今後のご近所さんとの関係が悪くなってしまわないように注意が必要です。
フルートを練習できる場所のメリットデメリット
では、フルートを練習できる場所を見て行きましょう。
ここでご紹介するのは、
- 自宅
- 車の中
- 公園や河川敷
- 貸し練習室
- 音楽スタジオ
- カラオケ
- 公民館などの公共施設
- 防音室
- 営業時間外の飲食店
の9か所です。
自宅でフルートを練習する場合
日中なら自宅で練習しても良いですね。
ただ、賃貸などで壁が薄いと、日中でもご近所の方にご迷惑がかかってしまうかもしれません。
メリットとしては、移動しなくて良いことが挙げられます。
たとえ自宅で吹ける状況でも、音を出すのは8時~20時まで、1時間まで、などのマナーを守りましょうね。
車の中でフルートを練習する場合
車をお持ちでしたら、自宅ではなく車の中で、と思うかもしれません。
費用も掛かりませんし、家にいる他の家族の迷惑にもならず、良いですね。
しかし、防音されているわけではないので、周りに音が漏れてしまいますので注意しましょう。
また、狭いので、正しい姿勢は取りにくく、定期的な換気も必要です。
公園や河川敷でフルートを練習する場合
時々、公園や河川敷で楽器を演奏している人を見かけますね。
サックスを吹いていた時は、外で練習したこともありますが、気持ちが良いものです。
木でできていないフルートなら、太陽の光に当たる場所で吹いても、楽器に影響は少ないでしょう。
ただ、砂埃などで楽器が痛むことがあるので注意してください。
荷物を持っての移動が必要ですが、費用は掛かりませんし、楽器演奏を禁止されていなければ思い切り吹けます。
不特定多数の人に聞かれるので、ちょっと度胸がいりますね。
たとえ楽器演奏可の場所でも、騒音に思う人もいるので、配慮は必要です。
貸し練習室でフルートを練習する場合
楽器店や音楽教室だと、使用していないレッスン室を貸してくれる場合があります。
会員だと、より安く借りれることも。
費用はかかりますが、防音はばっちりです。
近くにある場合は調べてみるといいですね。
時間単位で借りるので、決められた時間になったら片付けも終えて部屋を出るようにするように注意しましょう。
音楽スタジオでフルートを練習する場合
音楽スタジオは借りるのが高いイメージがありますね。
でも、1~2人で借りると「個人練習」という扱いになり、リーズナブルに借りれることもあるのです。
ただ、その音楽スタジオに予約が入らなかった時にのみ予約ができるので、前日の夜からしか予約ができないところが多いです。
中には、もっと早くから予約ができる施設もあるので、お近くの音楽スタジオに問い合わせてみましょう。
利用する際は、決められた時間には部屋を出るように気を付けましょう。
カラオケでフルートを練習する場合
ここは、よくオーケストラの友人と練習するのに使っていました。
防音された個室ですし、ある程度広さがあるので練習にちょうど良いのです。
費用もそんなに高くありませんね。
完全な防音ではないので、隣の部屋の音が聞こえることもありますが、気になるほどではないかと思います。
ただ、楽器演奏不可のところもあるので、事前に確認が必要です。
公民館などの公共施設でフルートを練習する場合
意外と盲点なのが公民館などの公共施設です。
その地域の住民であれば、安く借りられます。
しかも時間単位ではなく、午前・午後・夜間などの枠のことが多く、長時間使用するのに向いています。
楽器の演奏が可能かどうかは予約時に確認するようにしましょう。
予約するのに、利用者登録などが必要なことがありますので、前もって調べておくと良いですね。
防音室でフルートを練習する場合
自宅のスペースに余裕がある場合は、費用は高いですが、部屋に防音室を作ってしまうという方法もあります。
設置する場合は、フルートを吹きたい旨を伝え、最適な防音ができるものを選びましょう。
防音室の種類によってどの程度防音でできるかが変わるようなので、「フルートを練習したい」旨を伝えて業者と相談しましょう。
防音室内にエアコンを付けなければ、夏は暑く冬は寒いので、その点も業者の方と相談が必要です。
営業時間外の飲食店でフルートを練習する場合
あまり知られていないのが「営業時間外の飲食店」です。
飲食店には「ランチが終わった後、ディナーまで休み」というお店や、「ランチとカフェタイムのみ」というお店がありますね。
その店がお休みの時間に貸してもらうのです。
店内にピアノがあったり、演奏するための機材が置いてあったら、ダメ元で借りられないか聞いてみましょう。
値段は交渉次第です。
貸していただけることになっても、仕込みの時間と重なるかもしれないのでお邪魔にならないように注意しましょう。
練習してはいけない場所
練習できる場所を見てきましたが、ここではやってはいけない!という場所も確認しておきましょう。
- 楽器演奏が禁止されている場所(公園などは多い)
- 危険な場所
- 迷惑になる場所
- 海の近く
多くの公園は楽器演奏が禁止ということもあるので、必ず事前に確認しましょう。
海に向かって演奏するのは気持ちが良さそうですが、空気が潮を含んでいるので、楽器が痛んでしまいます。
海では練習しないようにしましょう。
海か山かだと、山なら大丈夫です。
吹奏楽部でもオーケストラでも、合宿は山でした。
室内ではなく、山に向かって吹くときれいに響いておもしろかったです。
楽器を山に向かって吹くなんて、めったにできない経験でした。
ペンションなどでも楽器演奏可のところがあるので、旅行がてら練習しても良いかもしれませんね。
どうしても夜間などに練習したい場合は?
フルートには消音機はないので、自宅で夜間に音を出して練習するのは難しいです。
ほとんど息の音のようなものすごく小さな音でならご近所の迷惑にはなりませんが、あまり練習にはなりませんね。
自宅での夜間は運指の練習のみ、と割り切ってしまいましょう。
どうしても夜間に練習したい場合は、
- 貸し練習室
- 音楽スタジオ
- カラオケ
- 公民館などの公共施設
などを予約しましょう。
まとめ
フルートを練習できる9つの場所について見てきました。
- 自宅
- 車の中
- 公園や河川敷
- 貸し練習室
- 音楽スタジオ
- カラオケ
- 公民館などの公共施設
- 防音室
- 営業時間外の飲食店
意外な場所もあったのではないでしょうか?
騒音になることを気にせず、思い切り吹くことができると、息のコントロールの練習にもなります。
もし自宅で練習できないからと言ってあきらめず、この記事を参考に練習できる場所を探してみてくださいね。
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